初めての外壁塗装でも安心!プロが教える鉄部の錆止め塗布が必須な理由とその効果
2024年11月21日 15:32:00
外壁塗装工事で見落とされがちな「鉄部の錆止め塗布」
実は、この工程を省くと建物の耐久性が大きく低下し、思わぬ修繕コストが発生するリスクがあります。
鉄部は外壁の中でも特に錆びやすく、適切な錆止め処理が施されていないと腐食が進行し、美観や安全性に悪影響を及ぼします。
このブログでは、鉄部の錆止め塗布がなぜ不可欠なのか、その理由と効果を詳しく解説します🤓
外壁塗装の計画を立てる際の参考にして、後悔しない工事を実現しましょう!
➊鉄部の腐食防止
鉄は酸素や水分と反応して錆びやすい素材です。
特に外壁塗装工事では、雨や湿気、紫外線などの外的要因に常にさらされるため、腐食が進みやすい環境にあります。
錆止め塗料を塗布することで、鉄表面にバリアを形成し、酸素や水分の侵入を防ぐことができます。
錆止め塗料を塗布することで、鉄表面にバリアを形成し、酸素や水分の侵入を防ぐことができます。
➋耐久性の向上
錆が発生すると鉄部は次第に劣化し、強度が低下します。
これにより、建物全体の安全性が損なわれる可能性があります。
錆止めを使用することで、鉄部の耐久性を高め、建物全体の寿命を延ばすことができます。
●錆止め塗料の種類による耐久年数
🚩一般的なアルキド樹脂系錆止め塗料
耐久年数:3~5年程度
特徴:価格が比較的安価で、屋内や直接雨に当たらない場所に適しています。
🚩エポキシ系錆止め塗料
耐久年数:5~10年程度
特徴:高い密着性と耐久性を持ち、屋外や湿気の多い環境で使用されることが多い。
🚩ウレタン系錆止め塗料
耐久年数:7~10年程度
特徴:紫外線や摩耗に強く、耐候性が高い。屋外での使用に適している。
🚩無機系錆止め塗料
耐久年数:10年以上
特徴:非常に高い耐久性があり、工場や海沿いなど過酷な環境で使用される。
●環境条件による耐久年数の影響
🏙️通常の環境(都市部、屋外)上記の耐久年数が目安になります。
🏞️厳しい環境(海沿い、工場地帯、湿気が多い地域)
耐久年数は短くなる傾向があり、錆止めと上塗りの組み合わせやメンテナンスが重要です。
🏡屋内や雨に当たらない場所
耐久年数は長くなり、上記目安より数年長持ちする場合があります。
●上塗りとの組み合わせ
錆止め塗料単体では限界があるため、上塗り塗料との組み合わせでさらに耐久年数を延ばせます。
上塗りを適切に施工することで、耐久年数が2~3倍に延びる場合があります。➌塗装の密着性向上
錆が鉄表面に発生していると、上塗り塗料の密着性が低下します。
その結果、塗装の剥がれや浮きが発生しやすくなります。
錆止め塗料を塗布することで表面を安定させ、上塗り塗料がしっかりと密着する状態を作ります。
➍美観の維持
錆が進行すると外観が損なわれ、建物の美観に影響を与えます。
錆止め塗料を使用して錆の発生を防ぐことで、美しい外観を長期間保つことができます。
➎コスト削減
錆が放置されると、後々修理や交換が必要となり、多大なコストが発生します。
錆止めを適切に施すことで、将来的なメンテナンスコストを抑えることができます。
➏規定や基準の遵守
建築や塗装工事において、特に鉄部には錆止めを施すことが建築基準法や工事仕様書で義務付けられている場合があります。
これにより、品質と安全性を確保できます。
1. 建築基準法における規定
建築基準法第37条では、建築物の安全性や防火性を確保するため、特定の部位に使用する建築材料の品質について規定しています。
この中で、鉄部に使用する材料は、適切な品質を持つことが求められています。
具体的には、日本産業規格(JIS)や日本農林規格(JAS)に適合する材料を使用することが義務付けられています。
2. 工事仕様書における規定
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)では、鉄部の錆止め塗装について詳細な指針が示されています。
例えば、平成31年版の仕様書では、鉄鋼面や亜鉛めっき鋼面に対する錆止め塗料の種類や塗布方法が明記されています。
これにより、施工者は適切な錆止め処理を行うことが求められています。
鉄部は、外気や湿気にさらされることで錆びやすくなります。
錆が進行すると、構造物の強度低下や美観の損失を招くため、鉄部の耐久性を高め、建物全体の安全性を確保することに対して義務付けられているのですね🧐
「鉄部の錆止め塗布は、外壁塗装工事における品質と長期的なコスト削減の要です。」
適切な錆止め処理を施すことで、鉄部を腐食から守り、建物の美観や耐久性を維持できます。
また、施工時の丁寧な錆止め塗布は、後々のトラブル防止やメンテナンス費用の削減にもつながります。
錆止めの重要性を理解し、信頼できる業者に依頼することで、安心して長く住み続けられる環境を実現しましょう。
外壁塗装を検討中の方は、ぜひこのポイントを押さえて工事を計画してくださいね!
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