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🏠屋根の基本構造。「こんな所も!?」な所にも注意を!!⚠️

2025/04/29



屋根の構造は、建物を風雨から守ると同時に、外観の印象も大きく左右する重要な部分です。
今回は、一般的な切妻屋根(きりづまやね)を例に、構造と各部位の名称を詳しく解説します。



🔧 主な屋根構造と各部位の名称(切妻屋根を例に)

以下のような構造が一般的です。

部位名説明
棟(むね)屋根の最上部で、左右の屋根面が交わる水平部分。雨水の侵入を防ぐ役目。
母屋(もや)棟から軒へ伸びる横架材。垂木を支える。
垂木(たるき)屋根面の勾配に沿って棟から軒先まで取り付けられる斜めの部材。
野地板(のじいた)垂木の上に張られる板。屋根材(瓦や金属板など)の下地になる。
屋根材実際に雨風から家を守る仕上げ材(瓦、スレート、ガルバリウムなど)。
軒先(のきさき)屋根が外壁より外に出ている部分。雨だれを壁から遠ざける
鼻隠し(はなかくし)軒先に付ける板で、垂木の端を隠し、外観を整える。
破風板(はふいた)屋根の側面(妻側)に取り付ける板。風の吹き込みや雨水の侵入を防ぐ。
雨樋(あまどい)軒先に取り付けて雨水を集め、地面へ導く排水設備。
軒裏(のきうら)
軒先の裏側。化粧材で仕上げられることが多い。



わたくしごとの前置き


基本構造を解説したところで、今回は一番下【軒裏(のきうら)】に焦点を当てて見ようと思います🥸

なぜ軒裏なのか❓
それは、過去に私が中古物件探しをしていた時に目撃した、売り物件の空き家の状態をふと思い出したからです。


その物件は、大きい農業用水池の近くに建つ、風の強い角場所に建っていました。
角区画なので周囲の景観も悪くないですし、何より2階部分にある用水地を望める大きな窓からの景色がとても素敵でした。

心理的瑕疵や法的瑕疵や環境的瑕疵はクリアしていて、内装も所々リフォームされた形跡もあり、DIYが趣味でもある自身で、楽しみながらもう少し手を加えれば何の問題もない物件でした。
ただ一点の物理的瑕疵さえ無ければ…。

それが【軒裏】だったのです😭
強い風が吹き抜ける立地に建っている戸建だからこそ、近隣の住宅にくらべてはるかに軒裏だけが老朽化が進行…いや、ハッキリ言ってボロボロでした😱

ところどころ化粧板が垂れ下がって、欠落している部分もあり『これはもしかしたら、内部にまで雨風が浸透して影響している可能性あるかも😓』と悩み、諦めたことを急に思い出したのです。


築年数の経過した物件でしたので、遠くないうちに屋根・外壁塗装はしなければならなかったとは思いますが、軒裏まで修理をするとなると、費用がとんでもなく跳ね上がりますし、内部にどこまで悪い影響を受けているのか専門家に点検依頼をしなければ一見見は分かりません。
そんなリスクの高い物件を購入できるほど経済的に余裕があるわけもなく…(-_-;)


皆さまも普段は軒裏を見て回ることは中々ないかと思います。
が、点検を怠ると大切なあなたのマイホームも手遅れになりかねません😖
今一度、目視点検してみてください。
『屋根の裏側やから まいっか』で済まさず、老朽化が見られた場合は、専門家に早めに診断&修繕または交換を依頼しましょう😊


前置きが長くなりましたが、【軒裏(のきうら)】とは何なのか、その役割を掘り下げていきましょう❕

↓↓↓


「軒裏(のきうら)」とは、建物の屋根が外壁より張り出した部分(=軒)の裏側にあたる天井部分のことです。
日本家屋や木造住宅によく見られる構造で、意匠面・機能面の両方で重要な役割を担っています。




🔍 軒裏の詳しい解説

■ 位置と構造

  • 軒(のき):屋根が建物の壁から外側に突き出している部分

  • 軒裏(のきうら):この「突き出した部分の天井」または「見上げたときに見える屋根の裏面」

つまり、家の外から見て、屋根の下で外壁の上の部分に見える「板張り」や「通気孔付きの仕上げ」などが軒裏です。



🛠 軒裏の役割

役割説明
🌞日除け 夏の日差しを遮り、室内の温度上昇を防ぐ。
🌧️雨除け 雨が壁面に直接当たるのを防ぎ、外壁や窓の劣化を抑える。
🔥延焼防止 軒裏に不燃材を使うことで、隣家からの延焼リスクを軽減できる(法的基準あり)。
🌬 通気・換気 軒裏に換気口を設けて屋根裏の湿気を逃がす構造にすることで、結露やカビの発生を防ぐ。
🎨美観    建物全体の印象を整える仕上げ材(化粧板や塗装)として、和風・洋風のデザインに大きく関わる。



🧱 材料の種類と仕上げ

材料特徴
ケイカル板(けい酸カルシウム板)不燃・防湿性があり、塗装しやすい。最も一般的。
金属板(アルミ、ガルバリウム鋼板など)軽量で耐久性が高く、モダンな仕上がりに向く。
木材(杉板など)和風建築で多用され、自然な風合いが魅力。防火処理が必要。
樹脂系ボードメンテナンスが楽で腐食しにくいが、見た目はやや人工的。



⚠️ 注意点

  • 防火地域・準防火地域では、軒裏に「不燃材」や「準不燃材」の使用が義務付けられています。

  • 換気孔の設置には、防虫ネットの併用が推奨されます(小動物や虫の侵入防止のため)。

  • メンテナンスのしやすさも考慮して素材選びをするのが重要です。


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