持ち家に本格的な防音スペースが欲しい! どうすればいい❓
2025年01月30日 10:35:00

防音の効いたスペースが欲しいと思っている方!
注文住宅で最初からオーダーしていないと手に入らないような遠い存在ではないこと、ご存じでしたか❓
現在お住いのご自宅が、持ち家なら本格的な防音対策ができます!😊
防音対策のとれた空間が一部屋でもあると、その部屋は幅広く活用できます。
まずは目的別の防音レベルを考えてみましょう。
あなたはどのレベルの防音をご希望ですか?
🎵 目的別の防音レベル🎵
♪生活音対策(話し声・テレビ音を軽減)→ 壁に吸音材や遮音シートを貼る、壁紙を防音仕様にする。
♫楽器演奏・映画鑑賞向け(外に音を漏らさない&外の音を防ぐ)
→ 遮音シート+石膏ボード二重貼り、壁の中に吸音ウールを入れる。
♬完全防音(スタジオレベル)
→ 二重壁構造(既存の壁の前にもう一枚壁を作る)、防音ドアや窓もセットで対策。
防音レベルだけではなく、どの部屋を防音したいか(リビング・寝室・子供部屋・音楽室など)によっても方法が変わりますよ😊
今回はリビングと趣味の部屋に適した対策をご紹介します🔇✨
🛋️リビングの防音対策(生活音の軽減&快適空間)🛋️
🔹 目的
・家族の会話やテレビの音が他の部屋に響くのを防ぐ。
・外の騒音(車の音・隣家の声など)を遮断。
✅ 防音対策
🔇 壁の中に防音材を入れる
・吸音ウール(グラスウール・ロックウール)で音を吸収。
・遮音シート を貼って音を外に漏れにくくする。
・石膏ボードを二重貼り(12.5mm厚以上推奨)。
・防音マット+遮音フローリング にすると下階への音漏れを防げる。
・天井に吸音パネル をつけると音の反響を軽減。
🔇 窓やドアの防音
・二重窓(内窓を設置) で外部の音をカット。
・防音カーテン(厚手で遮音効果の高いもの)を使う。
・ドアは防音仕様に変更 or ドアの隙間を防音テープで密閉。
🎸趣味の部屋の防音対策(楽器・映画・ゲーム向け)🎸
🔹 目的
・楽器や映画の音を外に漏らさない。
・外の音を遮断し、集中できる空間を作る。
✅ 防音対策
🔇 壁を二重構造にする
・既存の壁の前に もう一枚壁を作る(浮き構造)。
・壁の間に 吸音材+遮音シート+石膏ボード を組み合わせる。
・防振ゴムや防音パネル を壁に貼る。
・床には防音カーペットやマット を敷く。
・防音ドアに交換(重い木製ドア or 防音専用ドア)。
・二重窓を設置 or 防音カーテン。
🔇 音の反響をコントロール
・吸音パネルを壁に設置(特にスピーカーの向きに合わせると効果的)。
・天井にも吸音材を設置(特にドラムや大音量のスピーカー使用時)。
💰費用の目安(ざっくり)💰
項目 | 費用相場(目安) |
---|
壁の防音施工(1部屋) | 20万~50万円 |
防音ドアに交換 | 5万~15万円 |
二重窓の設置 | 10万~30万円 |
床の防音(防音マット+フローリング) | 10万~30万円 |
また、費用だけでなく、どこまで防音したいか(完全防音 or ある程度軽減)で施工内容も変わります。
🏠防音レベル🏠
🔹 目標の防音レベル
🎯 室内の音が外に「少し聞こえる程度」にする(近隣や家族の迷惑を最小限に)。
🔻 想定する防音性能(D-50~D-55相当)
D-50 … 大声の会話がほぼ聞こえないレベル。
D-55 … 楽器演奏や大音量の映画もかなり軽減。
💡ポイント
✅ 低音(振動)の対策をしっかりする → 壁や床に防振素材を入れる。
✅ 音が漏れやすい隙間をふさぐ → ドアや窓の防音が超重要。
🏠施工方法🏠
🔹 施工方法(リビング & 趣味の部屋共通)
① 壁の防音強化
📌 「遮音」と「吸音」をバランスよく組み合わせるのがカギ!
🔹 壁の防音施工方法
✅ 遮音シート(鉛入り or 高性能シート)を貼る。
✅ 吸音ウール(ロックウール・グラスウール)を壁の中に入れる。
✅ 高密度石膏ボードを二重貼り(12.5mm × 2枚以上)。
🔸 おすすめの構造(外側から)
🔳 仕上げ壁(クロス・パネルなど)
🔳 高密度石膏ボード(12.5mm × 2枚)
🔳 遮音シート(鉛入り or 高性能シート)
🔳 吸音ウール(密度48K以上のロックウール)
🔳 既存の壁
💡 壁の前に「もう一枚壁」を作る二重壁構造にするとより効果的!(コストUP)
② 床の防音
📌 低音(振動)が下階や隣室に伝わらないようにするのが重要
✅ 防振ゴム+遮音マット+防音カーペットを組み合わせる。
✅ 二重床(浮き床)にすると最強!(コストUPだが効果大)。
🔹 施工方法(効果の高い順)
① 二重床+防音マット+遮音フローリング(完全防音に近づく)。
② 遮音マット+防音カーペット(コスパ良し)。
③ 防音マットのみ(簡易的な対策)。
③ 天井の防音
📌 音の反響と上階への音漏れ対策
✅ 天井にも吸音ウールを入れる(壁と同じくロックウール推奨)。
✅ 防振ハンガーで天井を浮かせる(上の部屋に音を伝えにくくする)。
✅ 吸音パネルを天井に設置(音のこもり防止)。
④ ドア・窓の防音
📌 音は「壁」よりも「隙間」から漏れる!
🚪 ドア対策
✅ 防音ドアに交換(重量のある木製 or 防音仕様ドア)。
✅ ドアの隙間を防音テープ+ドア下部に防音シールを貼る。
✅ できれば「二重ドア」にすると効果大(内ドア+外ドアの二重構造)。
🪟 窓対策
✅ 二重窓(内窓を追加)にする(LIXILの「インプラス」やYKK「プラマードU」がおすすめ)。
✅ 防音カーテンを使用(厚手のもの)。
💰費用の目安💰
項目 | 費用相場(1部屋) |
---|
壁の防音(吸音材+遮音シート+石膏ボード) | 30万~60万円 |
床の防音(遮音マット+フローリング or カーペット) | 10万~30万円 |
天井の防音(吸音材+防振施工) | 20万~40万円 |
防音ドア | 5万~15万円 |
二重窓の設置 | 10万~30万円
|
🎯まとめ🎯
✅ 壁は「遮音シート+吸音ウール+二重石膏ボード」で防音強化
✅ 床と天井にも防音対策を施すとより効果的
✅ ドア・窓の隙間を徹底的にふさぐと、音漏れがグッと減る
🏡施工の流れ🏡
1️⃣ どの部屋を優先的に防音するか決める(リビング or 趣味の部屋)
2️⃣ 予算に合わせて施工方法を選ぶ(完全防音 or ある程度の防音)
3️⃣ 業者に相談&見積もりを取る(リフォーム業者・防音専門会社)
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