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知らないと危険!外壁塗装とアスベストの関係

2025年01月19日 16:20:00

外壁塗装を行う際に見逃してはいけない重要なポイントとして「アスベスト(石綿)」の存在が挙げられます。特に、1980年代以前に建てられた建物では、外壁や下地にアスベストが含まれている可能性があります。知らずに作業を進めると健康リスクや法律違反の可能性もあるため、注意が必要です。

1. 外壁とアスベストの関係

アスベストは過去、建築資材に多く使用されていました。その理由は、アスベストが持つ以下の特性にあります

  • 耐熱性や防火性が高い。
  • 耐久性がある。
  • 安価で加工しやすい。

外壁に使用されたアスベストの具体例

  • スレート外壁:波型や平型のセメント製スレートに混入。
  • 吹き付け材:外壁の防火や装飾目的で使用。
  • サイディングボード:繊維強化セメント板に含有。

これらは、古い住宅やビルに多く見られます。



2. アスベストの健康リスク

アスベストは、その繊維が空気中に飛散し、それを吸い込むことで以下の深刻な健康問題を引き起こします

  • 中皮腫:胸膜や腹膜に発生する悪性腫瘍。
  • 肺がん:長期間のアスベスト吸引でリスクが増大。
  • アスベスト肺(石綿肺):肺が硬化して呼吸が困難に。

外壁塗装やリフォームの作業中に、アスベスト繊維が飛散することで作業者や周囲の住民が健康被害を受けるリスクがあります。



3. 外壁塗装での注意点

外壁塗装を行う前に、以下のポイントを確認してください

① アスベストの有無を事前調査

  • 専門業者に依頼して外壁材の「アスベスト含有調査」を実施しましょう。
  • 建物が建てられた時期(特に1970~1980年代)を目安に、含有リスクを判断します。

② 解体や下地処理の際の注意

  • 外壁塗装では、古い塗料や下地を削る「下地処理」が必要です。この過程でアスベスト繊維が飛散する恐れがあります。

③ 専門業者による安全施工

  • アスベスト含有が判明した場合、適切な資格を持つ専門業者に対応を依頼しましょう。

  • 「石綿障害予防規則」に従い、飛散防止対策を徹底する必要があります。



4. アスベストが含まれていた場合の対応

アスベスト含有が確認された場合の対応例

  1. 封じ込め
    • アスベストが飛散しないよう特殊なコーティング剤を塗布。
  2. 撤去
    • 専門業者が飛散防止措置を施しながら除去作業を行う。
  3. 上塗り塗装
    • 表面を完全に覆うことで繊維の飛散を防止。

いずれの場合も、法令を守りながら安全第一で進めることが重要です。




5. 外壁塗装業者選びのポイント

アスベストが関係する外壁塗装には、信頼できる業者選が欠かせません。

選定時のチェックポイント

  • アスベスト調査や対策の経験が豊富。
  • 法令(石綿障害予防規則)に精通している。
  • 適切な資格を持った作業員が在籍している。



まとめ

外壁塗装は見た目を改善するだけでなく、建物の寿命を延ばす重要なメンテナンスです。しかし、アスベストの存在を見逃すと、健康リスクや法律違反の問題が発生します。安全で確実な施工を行うためには、事前調査と適切な業者選びが不可欠です。家族や住民の安心を守るために、外壁塗装前にアスベストへの対応をしっかり確認しましよう。


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